東屋

集団で鳴く蝉の声がすっかり消えて植物園は静かです
過ぎ行く夏を惜しむようにたくさんの人が園内を散策していました

いつものように
木々の緑の中でベンチに腰掛けてお弁当を食べ
手帳を取り出して明日からをイメージしています

イメージに近い場所に居たいと眼を閉じてみたり
浮かばないイメージに焦ることのないように昨日を思い出してみたり
私には大切なひとときなのです

東屋の傍を通り抜けてなんと穏やかな光景かと うっとりしました
人が人に寄り添い緑に囲まれて・・・います

語らなくとも語れる


風景でした。